クリスチャン・ルブタン,ヒールを履いたときは膝を突き出して歩かないでね。

古今東西、女性の足を愛でるシーンが登場する小説はたくさんある。男性が女性の足を、それもかかとより下の部分を大切に扱ってくれるシチュエーションに、大きな愛情を感じるのは私だけだろうか。多分それは、お母さんが赤いエナメルの靴のベルトをかがみこんで止めてくれるような愛情。

Christian Louboutan

Christian Louboutan


美しさに関する感覚は色々だと思う。
個人的に、美しいと思う女性の足は、まずふくらはぎが膝下の長さの2/3より上にあることが望ましい。それより下だとモッタリとした感じに見える。ふくらはぎの太さと足くびの太さの比率にも黄金比が適用されると思う。1:1.618

ここ最近、スニーカーやカジュアルな靴の人気が高く、若い女の子も大人の女性もそのような機能的な靴を履いているのを良く見かける。
でも、シューズボックスに綺麗なヒールの靴を並べておくと、幸せな気分になる。
もしかすると、ヒールの高い赤いソールの靴は、生きていく上で絶対必要じゃないのかもしれない。
だったら、絵画や音楽はどうだろう。生きていく上で絶対必要?
多分、この作家には絶対必要なものなのだろう。だって必要か必要じゃないかで人生を選ぶなら、画家になんかなってないんじゃないかと思うから。
ルブタンのソールが赤くなかったら、こんなにもときめかないのと同じように。


ちなみに2012年に制作された「ファイアbyルブタン」
クレイジーホースのダンサーたちの美しさにインスパイアされて、ハイヒールのデザインを始めたというルブタン。ムーラン・ルージュやリドといったナイトクラブとともに、大人の社交場として人気を博しているクレイジーホース。ルブタンの演出とデイヴィッド・リンチの音楽が、美しい足と美しい靴の魅力を最大限に引き出しています。

フィレンツェのフェラガモ本店で靴を作るとき、足の甲が薄く横幅が細いことを褒められる。靴のデザインに影響を与えず、美観を損なわないからと。イタリア人は女性を褒めるのが上手だ。それが、足の先っぽだとしても褒めてくれる。
クリスチャン・ルブタン


作品詳細・購入ページ