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りんごさん の運命はだいたい決まっているけれど、いろんな選択肢があるから退屈しないね。

りんごさん
りんごさん

りんごのマシュマロパイ

グラハムクラッカー だいたい一箱
無塩バター だいたい30-40g
シナモン 少々
レーズン 好きなだけ
りんご 大一個
マシュマロ 一袋

  1. まず、バターを湯煎します。半分くらい溶けたらヘラでグリグリまぜて、クリーム状にします。
  2. グラハムクラッカーをジップロックに入れてガンガン潰します。粉々に粉砕したら、そこにクリーム状にしたバターを入れ、全体的に混ざるようにまぜます。それをグラタン皿に敷き詰めます。
  3. 5ミリくらいに、スライスしたりんごを並べます。ここでレーズンをぱらぱらと入れます。くるみやアーモンド、ドライフルーツなどを一緒にいれても美味しいです。
  4. シナモンをかけます。
  5. 180度にしたオーブンで30-40分焼きます。
  6. 焼き終わったら一度出して、その上に、全体を隠すようにマシュマロを並べます。
  7. オーブンでマシュマロがいい色になるまで焼きます。

うそっ!っていうくらい美味しいりんごのお菓子が出来ます。生まれたままの姿ではなくなりましたが、りんごさんもきっと喜んでくれるでしょう。
注、甘ったるいのが苦手な方は、マシュマロを省いてもいいでしょう。でも見た目はマシュマロがあった方が可愛いです。

りんごさんクーイズの答えをひとつだけ。

捨てられないステッカーAppleのりんごマークは、なぜかじられているのかとか、なぜ虹色(当初は虹色、っていってもAppleのマークは6色だけどね)なのかという憶測が流れる中、エニグマ暗号解読やコンピュータの父と言われているアラン・チューリングが、青酸毒を塗ったりんごをかじって自殺(他殺?)した件と結びつけられて、そこからきているのではないかというまことしやかな噂があります(そうして、チューリングはゲイ。だからゲイのシンボルの虹色が・・・みたいな)

しかし、AppleロゴのデザイナーRob Janoffは、

「色に関してはこれといって秘められた意味合いは何もないんだ。このロゴは1年ほど前にゲイの尊厳の旗のデザインとしてすでに作ってあったもので、だから意味は全くない。これでAlan Turingの神話もだめになってしまったね。このデザインはイヴとエデンの園を表現しているわけでもないし、禁断の果実の象徴でもないんだ!」

おまけに虹色は、当時のコンピュータの中で卓越したグラフィック表示性能を持っていたAppleのモニターバー(これも懐かしいが)のカラーイメージで、色の順番も自分で好きな順にしたとのこと。一番上が緑なのは、りんごの葉っぱが緑だから。かじった後は「りんごっていったら、かじったイメージがなんだかみんなにあるよね」と。「byte」がコンピュータ用語なのは嬉しい偶然だよ(bite)とのことです。

結局、作者より他の人の方が想像力豊かだったということ。でも、こんなに「どうして、このデザインになったんだろう」と、世界中の人に気にしてもらえるマークを作れるなんて、デザイナー冥利につきると思いませんか?

だから、この一見シンプルに見える作品も、あーかしら、こーかしら、と考える余地を見る者に与える、至極の作品なのです。