ウィーン、世紀末
1986年にポンピドゥーセンターで開催された「Vienne 1880-1938, Naissance d’un siècle」展のポスターです。図版はエゴン・シーレの『膝を立てて座っている女』。
世紀末な雰囲気を醸し出すタイポグラフィと呼応するかのような、見え幅5mmの極細アルミフレームで額装しました。
展示会では、クリムト、シーレ、ココシュカなどの傑作をはじめ、約2000点の作品が展示されました。
LIFE誌カバー額装
お客様のご依頼でライフマガジンを額装させていただきました。
砂浜を走るロバート・ケネディの写真が印象的な、ライフマガジンの貴重なコレクションです。
お客様のご希望でカバーを引き立てるシンプルなフレーミングにしています。
中秋の名月
2023年9月29日は中秋の名月ということです。
まんまるお月様、空を見上げると周期的にそこにある身近な存在なのに、だからこそでしょうか、毎回のように不思議な感銘を覚えて見とれてしまいます。
体感では中秋というにはまだちょっと早いような気もしますが、少しずつ過ごしやすくなってきました。灯火親しむべし、でもお身体に気をつけて、みなさまよい秋をお過ごしください!
暑中お見舞い申し上げます
まだ梅雨明けもしていないというのに暑い日が続きます。
どうぞお体に気をつけてお過ごしください。
Departures: Gravures Rares 1966 ピカソ ヴィンテージ・ポスター
1966年にカンヌのギャラリー65で開催された「ピカソ Gravures Rares」展のリトグラフポスター。
図版は“青の時代”のピカソの傑作版画作品『貧しき食事』です。
フレームは軽量堅牢なニールセン社製アルミフレーム。アルミフレームはちょっとチープな感じにもなりがちですが流石の重厚感でシンプルにポスターを引き立ててくれます。
前面カバーには反りがでにくく紫外線をカットするキャストUVアクリルを使用して額装しています。綺麗な状態で長く楽しんでいただけたらと思います。
Happy New Year 2022!
明けましておめでとうございます!
2022年が皆様にとって良い年でありますように。
本年もGalerie RECOLTE、BLUE NOWHEREをよろしくお願いいたします!
Departures: 武田史子「風の吹く丘」
遠くの湖面のさざなみ、前景の木の葉の密度、うっとりするような細部。
まっ黒かと思えるところもよく見ると模様が浮き上がってきます。
やわらかでアンティークな雰囲気のカスタムフレームで額装しました。
やさしい静謐さで空間を包んでくれそうです。
悲喜交交、Departures: 金子國義「悪徳の栄え」
渋沢栄一、じゃなかった澁澤龍彦の翻訳で知られるマルキ・ド・サド『ジュリエット物語あるいは悪徳の栄え』をモチーフにしたリトグラフ作品です。
気に入って購入していただいてうれしいと同時に寂しくもなります。毎回書いている気がしますが、そうなんだから仕方がないです。。
あけましておめでとうございます。
今年の写真は、一昨年ヴァチカン美術館で撮ったベルヴェデーレのアポロンです。
ギリシア神話の神アポロンは、芸術と学問の神、また医者の神アスクレーピオスの父であり、医聖ヒポクラテスはその子孫ともいわれます。
O Buono Apollo, all’ ultimo lavoro fammi del tuo Valor sì fatto vaso, come domandi a dar l’ amato alloro.
2021年が皆さまにとって良い年になりますように!
縁は異なもの、 Departures: 『遥かな風の音』武田史子
『遙かな風の音』武田史子(1994)
作品に合わせたサイズで制作するカスタムフレームで額装しています。
2種類選んだフレームの中から最終的にお客様に決めていただきました。
前から見たときの見え幅だけでなく、高さ(横から見た厚み)もあり上品かつ重厚感のあるフレームです。
このフレーム(モールディング)はイタリア製ですが、スイスの都市Lucerne(ルツェルン)の名が冠せられています。
ルツェルンは有名な音楽祭が開かれることでも知られるスイス中央部の湖畔に位置する街です。
どうでしょう?この作品『遙かな風の音』にぴったりなイメージだと思いませんか?
フレームは名前で選んだわけではありません。
もちろん、フレームの名前はフレームのイメージに合わせてつけられ、作品に合わせてフレームを選ぶわけなのでなにも超常的なことではありませんが、数百ある中から選んだそのフレームに作品にぴったりな素敵な名前がついていて、さらにお客様に選んでいただけるというのはなかなかありません。
作品を納品させていただいた翌日、ちょうどNHK BSでルツェルン音楽祭が放送されていました。
良い作品は不思議な縁を呼ぶというか、行くべくしてそのお客様のもとに行くのだなあと感じました。
My lonely nights are through dear
あなたが“君は僕のものだよ”と言ってくれてから
Since you said you were mine
And, what a difference a day made
わたしの孤独な夜は終わった
ああ たった1日でこんなにも変わるなんて
–– 縁は異なもの(What a Difference Day Made)
Departures: ダヴィンチとウォーホル
Departures: 金子國義 The Queen of Hearts (ハートの女王)
アリスが、ひれふさないでつっ立ったままだったので、行列は、アリスの前でいっせいに立ちどまり、女王さまはアリスに向かって、「おまえは、だれだ!」と、こわい顔で叫びました。
不思議の国のアリス、リトグラフ集も残りあと2枚となってしまいました。
Departures: アクリルボックス
I様の作品のアクリルボックスを制作させていただきました。
布を張り込んだパネルにキャンバスをマウント、アクリルケースでカバーする仕様です。
大切な作品の額装も承ります。無料のお問合わせ、お見積は下記より(Galerie RECOLTEのサイトに移動します)。
Departure: Lapin sautant, Garçon, Alice 金子國義
お客様のご希望に合わせてフレームを変更して額装させていただきました。掲載されている写真のフレームを変えたい場合などもお気軽にお問い合わせください。額装のイメージ画像を見てからご購入いただけます。
Departures: 金子國義 Aliceポスター
金子國義ALICEのビンテージ(1977)ポスターです。ボリュームのあるフレームですが、色がホワイトなのでアンティーク感がありながら重厚になり過ぎない額装に仕上がっています。
明けましておめでとうございます
2020年もどうぞよろしくお願いいたします。
Departures: 元永定正版画額
Departures: 「不安な夜」「私のことはほっといて下さい。」西谷拓磨
「不安な夜」と懐かしい2008年の作品「私のことはほっといて下さい。」が旅立って行きました。
「不安な夜」は、小さい中にギュッと凝縮された力みなぎる作品です。暑さにも負けません。
「私のことはほっといて下さい。」懐かしい2008年の名品。もう10年もスネてたんですね。ついにほっとけなくなりました。
Departures: れもん
この作品は、大場正男氏の古希を記念した展覧会を企画・開催した際、過去の代表作の中から選出し制作していただいた限定記念作品です。
クラシックなフレームとマットのエッジに金刷りの和紙を貼りこむ面金加工で額装しました。面金は今ではプラスチックや木製のフィレを使うものが一般的ですが、版画など紙作品の場合には主張が強すぎてアンバランスになってしまいがちです。和紙の面金は繊細な作品の邪魔をせず、上品に引き立ててくれます。