オリジナルノートのカバーにもなっている作品「葉脈」をカスタムフレームで立体額装にしました。リビングに飾られるということで爽やかな白いフレームを選ばせていただきました。
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Blue Nowhere から新しい場所へ。

Departures: 「くろのだえんから」元永定正
Departures: 「過去への彷徨」武田史子
雁皮紙を用いて美しいモノトーンで表現された静謐さとロマンを感じる銅版画作品です。
1991年の作品ですが、昨年出版された「真理の工場: 科学技術の社会的研究」(福島真人著)のカバーに使用されています。本は未見ですが、イメージを掻き立てられるカバーとなっています。
Departure:「un chat」そだきよし
シンプルさが愛らしい作品です。末長く可愛がっていただけますように。
un chat 作品詳細を見る
Departure:「The mock turtle’s story (にせウミガメのお話)」「The curious croquet game (ふうがわりなクロケー試合)」不思議の国のアリスより
Departure:「10」そだきよし
「Everything OK!」って言っているような元気なおサル。黄色が明るくて楽しい雰囲気です。申年&10周年のお祝いにピッタリな作品を選んでいただきました。
Departure: マティスポスターフレーム
セリグラフ(シルクスクリーン)ポスターは一般的な4色プロセス印刷のポスターと比べて、より「作品」といえるような質感と風合いがあります。絵柄に合わせていくつか候補を選ばせていただいた中から、このフレームに決定しました。
今回は東京都のお客様だったのですが、お部屋に飾った写真を送っていただきました。
直接飾り付けに伺う場合以外は飾られたところを見ることができないことも多いので、こうやって見せていただけると制作した側としてもとても嬉しいです。サイズの大きいポスターにしっかりとした太さのある優しい色のフレームを合わせることで、存在感がありながら主張しすぎない仕上がりになりました。美術館でしか見られないような作品でも質の良いポスターを選ぶことでお部屋で楽しむことができます。
Departure: 「シロクマの親子」西谷拓磨
ここのところ暑かったから…かどうかはわかりませんが。「シロクマの親子」が旅立ちました。
Departure: 「キンシコウ」そだきよし
Departure: 「ひょっこり」西谷拓磨
Hyokkori – Takuma Nishiya
結婚のお祝いに選んで頂いたからには、どんな時でも元気になれるように、楽しい空間を演出するのが僕の役目だ!
いつもはさりげなくしておくけど、いざという時には「ひょっこり」あらわれて、僕を飾ってくれた時の気分を思い出してもらえるように頑張ります。周りのみんなが幸せの笑顔で祝福してくれた晴れやかな時間の一部として、これからずっと一緒だと嬉しいな。
Departure: 「The singing cook(不思議の国のアリスより)」金子國義

Lithography by Kuniyoshi Kaneko
アリスがいる時空があって、それを覗き込んでいる金子國義の空間があって、それをまた眺めてる私達がいて、今度はその背後に新しい持ち主のお部屋がある。そして今はどこだかわかんない遠く離れたところから、こんな連なりを眺めてる金子國義がいそう。
ラビリンスだ。「ラビリンス/魔王の迷宮」や「パンズ・ラビリンス」みたいに、時間と空間の迷宮を題材にした映画が何作かあるけど、見終わった後どれも楽しくて不思議な感じと、ちょっとした物悲しさが残る。まるで素敵な夢を見ていたのに、途中で目覚めてしまった、あのどこか捉えどころのない不確かな今、みたいな。それが天気のいい日のお昼寝だと、よけいに寂しさが増す感じに似てる。
Bye Bye David. 自由な青い鳥になって。
『不思議の国のアリス』<7>
アリスは、その子をだいて外に出ました。「ブーブー、ブーブー」赤んぼうの顔をのぞきこむと、「あら、鼻も目もブタにそっくりだわ。でもブタにしては、なかなか器量よしね」Alice, holding the baby went outside. The baby gruned. Alice peered at the baby’s face. “Oh, your nose and eyes are just like a pig’s. But you’re very handsome for a pig“ said Alice.
Departure: “Blue Lily” Jeanne Victoire
少し都会的なものが良いということでしたので、何点か見ていただいてこの作品に決まりました。青系のグラデーションの上に細かい線や銀色のステンシル柄が美しいタブローです。選ばれた作品がブルーで一見、寂しそうに感じる方もいらっしゃるかもしれないので、フレームはを大きくとって、マットを2枚重ねるダブルマットという額装で仕上げました。マットが2枚重なることで立体感がでます。
ホテルや飲食店に飾っていただく時は、お客さんがたくさん来てくれたらいいな。と思って選ばせてもらうのですが、病院の時はいつもちょっと考えてしまいます。だから、来られた方が少しでもいい気分になれますようにと思うことにしています。
Departure: 「A Great Girl(不思議の国のアリスより)」金子國義
Lithography by Kuniyoshi Kaneko
新しいお部屋を素敵に彩るんだよ。
『不思議の国のアリス』<5>
アリスは、鏡の前にすわって、自慢の髪の毛をととのえると、目の前に、小さなびんを見つけました。こんどは、なんとも書いてありません。アリスは、「えい!飲んじゃえっと!」As a Alice sat in front of the looking glass, arranging her hair, of which she was very proud, she noticed a small bottle in front of her. But there was no label on this bottle. “I think I might just drink this !” Alice said to herself.
Departure: 「育む」 西谷拓磨

Takuma Nishiya – HAGUKUMU (300x300x40mm)
何点かお薦めした中から西谷拓磨の「育む」に決まりました。この作品は側面にも裏面にも丁寧な作品作りがされているので、それを生かした額装にしています。作品自体が丈夫に作られているので、フレームに入れずにそのまま飾ってもいいのですが、医院などたくさんの方が出入りされる場所に飾る場合、贈るかたも飾るかたもアクリルでカバーされている方が、安心されます。アクリルケースをボックス状にして入れることもできるのですが、今回はお祝いですので少し華やかなフレームと組み合わせて額装しました。育むというタイトルもピッタリではないでしょうか。作品と一緒に新しい病院を育んでいってほしいと思います。小児科に来た子供達もこの作品をみて、ちょっと病院に来るのが怖くなくなったらいいな。早く良くなってね。

